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2009-04-20
鎌倉まつり2009(第51回)最終日その1(流鏑馬太鼓・流鏑馬・ライトアップ)
- 2009-04-20 (月)
- できごと
週末に鎌倉まつりのフィナーレを飾る、流鏑馬(やぶさめ)を見てきました。
流鏑馬とは…
鎌倉時代に、武士たちが疾走する馬の上から的に向かって鏑矢(かぶらや)を射った武芸鍛錬の事で、現在では神事の儀式として行われているのみだそうです。
馬を馳せながら矢を射る事から、矢馳馬(やはせうま)と呼ばれ、だんだんと現在の「やぶさめ」と呼ばれるようになったそうです。
また、矢を射ること自体が神様への奉納となるため、的に当たらなくても良いそうです。
鶴岡八幡宮は、ものすごい人の量!
流鏑馬の開始は13時からですが、11時の時点で一般席はパンパン。
全く入れる余地はありません。例えるなら会場全部が運動会の本部席のとなりのようで、少しでも良い位置で見たいと思う人でゴッタ返しています。
しかたが無いので、近くの薮の中から観戦することに。
後で知りましたが、早い人は午前9時から場所取りをしているそうです。
うーん。次回はもう少し早く来よう。
射手の行進や馬場入りが終わるといよいよ本番へ。
太鼓の合図で流鏑馬が始まります。
とにかく早い!
境内の馬場は全長260mあるそうですが、全力で疾走する馬が、目の前を通りすぎるのはほんの一瞬の事です。持っていったコンパクトデジカメではとてもシャッターが間に合いません(涙)
的に当たると「おおー」と、観客から大きな歓声が上がります。
的は全部で3つあり、それぞれの的には四季の花が添えられています。これは、江戸時代に的をはずした射手が、恥を感じて切腹してしまったという悲しい逸話から、それを防ぐために的を大きくして当たりやすくしたということです。
流鏑馬の前に披露されていた流鏑馬太鼓。
流鏑馬の馬のひずめの音をイメージして作曲されているそうです。
とにかく流鏑馬はかっこいいです。
伝統的な衣装に身を包み、矢を射る姿は見ていてほれぼれします。今まで写真や動画でしか見た事がありませんでしたが、実際に会場で見てみるとその迫力に驚きます。
流鏑馬は、9月16日の鶴岡八幡宮例大祭でも行われるので、今回見逃してしまった方は、是非次回いらしてみてはいかがでしょうか。
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