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2009-05-21
鎌倉検定 の公式テキストブックが面白い理由
- 2009-05-21 (木)
- できごと
鎌倉に越して来てから早2ヶ月が経とうとしています。
「せっかく歴史のある町に住んでいるのだから、鎌倉の事をもっと良く知ろう!」と思い「鎌倉検定」という本を買ってみました。
▲改訂版はこの表紙
そもそもこの本は、その名の通り7月5日に行われる鎌倉検定の為の公式テキストブックです。
資格は3級から1級までありますが、この検定はいわゆる「ご当地検定」なので、合格したからといって、これといって何かあるわけではありません。(観光に携わる仕事には有利かもしれませんね)
ちなみに合格すると認定書をもらうことができます。(合格率は約60%)
鎌倉文化の教科書
実はこの本、鎌倉の事を勉強しようと思うとなかなか面白くて、寺院の歴史はもちろん、芸能や名産の紹介、地名の由来や祭りの紹介、年表など、鎌倉の文化を幅広く扱っています。
たとえば、
浄明寺(地名)の名前の由来
鎌倉五山の一つである「浄妙寺」があることから、お寺の名前にちなんで付けられたそうですが、当時はお寺の名前と同じく「浄妙寺村」としていたそうですが、格式の高い寺院の名前を地名に使うのをはばかってか、後に「浄明寺」となったそうです。
七里ケ浜
七里ケ浜とは、稲村ケ崎から小動岬(こゆるぎみさき)までの約2.9kmの海岸のことで、「七里」には、長い道のりという意味があり、長く続く海辺であったため名付けられたのだそうです。(実際に七里は約27.5km)
大船の名前由来
大船は、古くは「栗船」「青船」と記録されており、大船の地名は、辺りが入り江であったころ、栗を積んだ船が繋がれ、それが山のように見えたことから「大船」と呼ばれたのだとか。
などなど。
どれも聞いてみると「ヘェ〜」という内容ばかりです。
他にも沢山ありますので、個人的に「おもしろいなぁ」と思ったものを、今後このブログでも紹介してみますね。
ちなみにこのテキストブックは、巻末に模擬テストも付いていますので、鎌倉の歴史に自信のある方はチャレンジしてみると良いかもしれません。
値段は2,100円とちょっとお高いですが、鎌倉デートのトリビアとして、1冊持ってはいかがでしょうか?
近くの本屋さんに無い場合は「amazon」を利用すると便利ですよ。
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