おいしい鎌倉 Archive

鎌倉「えんや」は、小町通りと若宮大路の間に、ひっそりと佇むお好み焼き屋さんです。飲屋街の近くにあるので、うっかりすると見過ごしてしまいそうになります。

この日は、いつもより帰りが遅かった為、家に帰ってからゴハンを作るのが面倒になり、久しぶりに外食することにしました。

…とは言っても、鎌倉のほとんどのお店は、夜10時にはシャッターを下ろしてしまいます。（早いところは8時なんてお店も…いくらなんでも早いでしょ！）

こんな時間に開いているのはコンビニと飲み屋くらい。

まともなご飯を食べさせてくれる所なんて…

ぶらぶらと小町通りをさまよっていると、飲み屋街に

あるじゃないですか。お好み焼き屋さん！！

しかも11:00まで営業してる！やったね！

というわけで早速入ってみました。

店員さんが焼いてくれます。

店内に入ると、大きな鉄板の付いた広いカウンターが迎えてくれます。

それもそのはず。こちらのお店は、店員さんが注文に合わせて1枚1枚、お好み焼きを焼いてくれるスタイルなのです。

プロの焼いてくれるお好み焼きは、自分で焼くのとは訳が違います。
「どうしても自分で焼くと焦げてしまう…」そんな人には是非オススメのお店です。

今回注文したのは

• もだん焼き「豚もだん」（900円）
• 焼きそば「いかそば」（850円）
• お好み焼き「豚天」（850円）
• 生ビール（650円）

です。

▲もだん焼き「豚もだん」（900円）

▲焼きそば「いかそば」（850円）

▲お好み焼き「豚天」（850円）

▲生ビール（650円）

「お好み焼き」と言えば、やはりビールが最高です！（あー、大人になってよかったぁー。）

お好み焼きはおつまみ程度に頼んで、飲みが目的で立ち寄っても良いかもしれませんね。

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「玄」は、若宮大路から少し入った場所にあるコーヒー専門店です。

いきなりこんな事を書くと、お店のマスターに怒られてしまうかもしれませんが、観光客でごった返す休日であっても、少し奥まった場所のおかげか、意外と空いている事の多いお店です。

個人的には、あまり混んでいるお店は得意なほうではないので、空いているだけでかなり好印象だったりします。

壁一杯のカップたち

まず、お店に入るとカウンターの裏にディスプレイされている、沢山のカップに圧倒されます。

カップの種類は有田焼、清水焼、伊万里、備前、萩焼など。
壁一面のカップを眺めていると、色とりどりの美しいカップ達が、今か今かと自分の出番を待っているかのようです。

カウンターの中ではマスターが黙々と珈琲を点てていて、まるでそこだけが時間が止まっているかのような錯覚を受けました。

メニューにはこだわりのポイント

メニューを見てみると、こちらのお店のこだわりが書かれています。
豆は、生鮮食品と同じく鮮度が命だそうで、焙煎後に３日ほど寝かせてから出しているそうです。また、カウンター席に座れば、好みのカップを選ぶ事ができるとのこと。

なるほど。今回はテーブル席に座りましたが、次回は是非カウンター席でコーヒーを飲んでみようと思います。

絶品チーズケーキ

今回注文したのは、玄ブレンド（700円）、水出しコーヒー（700円）、濃厚オリジナルチーズケーキ（400円）。

▲玄ブレンド（700円）

▲濃厚オリジナルチーズケーキ（400円）

▲水出しコーヒー（700円）

コーヒーは苦みと風味のバランスが良く、とても美味しく頂けました。

濃厚オリジナルチーズケーキは、コッテリとしたチーズの固まりを食べているようで、コーヒーとの相性はバッチリ。

まさに絶品です！！

人それぞれ好みはあると思いますが、やはりコーヒーと一緒に楽しむチーズケーキは、このくらいコッテリとしてなくてはいけません。とても美味しいです。

あまりの美味しさに、勢いでホール（2,500円）買いしそうになりましたが、そこはバッチリ（？）妻に静止されました。妻曰く「このお店で頂くから美味しい」のだそう。

たしかにおっしゃる通りでございます（笑）。

若宮大路沿いの場所に、これだけ静かな雰囲気を楽しめる喫茶店はそうは多くありません。近くに通りかかった際には、是非もう一度訪れたい喫茶店だと思いました。

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オープンしたてのお惣菜屋さん

今年（2009年）の3月にオープンしたばかりのお惣菜屋さん「鎌倉惣菜」に行ってきました。

このお店は駅から3分の路地の途中にあるのですが、「お惣菜屋さん」という事もあって、なかなか入る機会がありませんでした。（地元の人ならばスーパー「ユニオン」の隣の路地と言った方が分かりやすいかもしれません。）

たまたま、お昼時にお店の前を通りかかった際に「お弁当ありますよー。」と声をかけられたので、今日のランチはお弁当にしてみることにしました。

店内には何故かバーカウンターが？

店内に入ってみると、お惣菜屋さんなのになぜか大きなバーカウンター（！？）があるではないですか。

聞く所によると、以前は『龍膽（ りんどう）』というパブだったそうで、川端康成や大佛次郎、小林秀雄といった鎌倉文士が集ったことで有名なお店だったそうです。

お店自体は、放っておいたら取り壊されてしまう予定だったそうですが、こちらのシェフが当時の面影を残しつつ、自身でリフォームを行ったのだとか。カウンター以外にも、外観や天井など、どことなく当時の面影が残っているような気がします。

化学調味料・白砂糖不使用のお惣菜

お弁当は850円と少々お高いのですが、化学調味料や白砂糖を使っていない素材にこだわったお惣菜ということで納得。

お弁当の中身は、お店にあるお惣菜の中から好きなものを選ぶことができるとのことで、今回は

• 鶏とこんにゃくの土鍋炊込みごはん
• 豆腐とおからのがんもどき／伊勢ひじき入り
• 姫人参と桜えびのサラダ
• キヌサヤの白和え

を選択してみました。

ボリューム的にはちょうど良い感じですが、若い男性にはちょっと少ないかもしれません。味付けは全体的に薄めで、素材本来の味を楽しめるように味付けされています。

中でも、特注の土鍋で焚かれた「鶏とこんにゃくの土鍋炊込みごはん」はふっくらとしていて大変美味しかったです。それぞれの惣菜は単品で量り売りもしてくれるので、気に入った惣菜を別に購入しても良いかもしれません。

天気の良い日に、こちらのお弁当を持って由比ケ浜あたりをピクニックしてみるのも楽しそうですね。

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