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鎌倉散歩 Archive
プチハイキングを楽しめる 祇園山ハイキングコース
- 2009-05-11 (月)
- 鎌倉散歩
観光コースの途中に入れたいハイキングコース
鎌倉レベル 初心者向け(★★☆☆☆)
駅から最も近いトレッキングコース「祇園山ハイキングコース」を巡ってきました。
このコースは、全長1.2kmと短く、45分ほどでコースを巡ることができます。また、極端なアップダウンも少ないため、山道に慣れていない初心者や、体力に自信の無い女性の方でも、ちょっとしたアスレチックパーク感覚で、気軽に体験することができるハイキングコースです。
また、駅から近い(徒歩10分ほど)という事もあり、このハイキングコースを巡った後に、買い物をしたり別のエリアを観光する事ができるので、鎌倉観光の合間に組み込んでも面白いと思います。
ただし、コースのほとんどが舗装されていない山道になるので、小さなお子さんや年配の方には、あまりおすすめできません。
東勝寺橋(とうしょうじばし)
若宮大路からハイキングコースへと続く道の途中には、「滑川」(なめりがわ)という川が流れていて、そこには東勝寺橋が掛かっています。
橋の近くにある説明文によれば
東勝寺橋は、鉄筋コンクリートが積極的に導入された震災復興期の大正13年(1924)に建造されたアーチ構造の橋です。太く安定感のあるアーチリング、V字型の谷間との微妙なバランスなどその美しい姿は多くの人々に愛され、平成11年(1999)には「かまくら景観百選」に選定されました。
とのこと。ちなみに「かまくら景観百選」はこちらのことです。
▲東勝寺橋からの滑川の流れ。滑川は川底が岩でできている為、水が滑るように流れることから滑川(なめりがわ)と呼ばれるようになったのだとか。
国指定史跡 東勝寺跡(とうしょうじあと)
滑川からすこし坂を登ると東勝寺跡に着くことができます。
東勝寺は、元弘3年に新田義貞の鎌倉攻め(東勝寺合戦)のさいに北条高時以下、北条氏一門870名余りがここに立て篭もり、火をかけて自害したお寺です。お寺はその後にすぐに再建され、室町時代には関東十刹の第三位に列する名刹となりましたが、戦国時代には廃絶してしまったそうです。
[東勝寺について]
北条高時 腹切りやぐら(ほうじょうたかとき はらきりやぐら)
この腹切りやぐらは、上記合戦で滅亡した北条氏一門の霊を弔う場所です。
この場所で、「新田軍に攻められた北条高時が切腹した」と伝えられていますが、実際のところ真相は不明のようです。
祇園山ハイキングコース(ぎおんやま はいきんぐこーす)
腹切りやぐらのすぐとなりが、祇園山ハイキングコースの入り口になっています。
緑に囲まれた山道です。森林浴がキモチ良い!
途中に何カ所か、よじ登らないと(!)進めない箇所もあります。
20分ほど歩いて、ちょうど半分の地点です。
このあたりから、比較的歩きやすい平坦な道に変わってきます。
見晴し台到着。
はるか彼方に由比ケ浜を望む事ができます。
見晴し台から出口の八雲神社裏手までは、およそ5分ほどで到着できます。
八雲神社(やぐもじんじゃ)
見晴し台から急な山道を下ると八雲神社の裏手に出ます。
▲八雲神社側の祇園山ハイキングコースの入り口。
もちろん、こちら側から登ってもOKです。
ハイキングコースを歩いてみて
全部で1時間30分くらいのトレッキングでしたが、とても満足することができました。
普段はなかなか触れる事が無い、大自然の中を歩いていると、仕事のストレスがウソのように吹き飛んでしまいます。自然と運動にはヒーリング効果があると言いますが、実際に体験してみると、その効果を十分に実感することができ、リフレッシュする事ができました。
コースを巡る注意点としては、山登りの装備は必要ありませんが、さすがにヒールのついた靴では歩く事ができそうにありません。オシャレに気を使いたいところですが、できればスニーカーを履いてくるとベストだと思います。
また、春先から夏場であれば汗をかくので、タオルと着替えを持って行くと風邪をひかずにすみそうです。
また、年齢のせいでしょうか?(笑)
簡単で良いので出発前に準備体操をしておくと万が一のケガを防ぐ事ができます。
途中ガケになっているところがいくつかあるので、雨の日やその翌日は絶対にコースに入らないほうが良さそうです。
水分補給をするために、ペットボトルを持参すると便利なのですが、その際にすぐに取り出せるペットボトルホルダーをベルトなどに付けていくと、のどが乾いた時にサッと取り出せて非常に便利です。
持ち物リスト
- 帽子
- タオル・着替え
- ペットボトルホルダー
コース説明
所要時間 : 1時間〜1時間30分
[鎌倉駅東口] -> 徒歩15分 -> [東勝寺橋] -> 徒歩3分 -> [東勝寺跡] -> 徒歩1分 -> [祇園山ハイキングコース] -> 徒歩40分 -> [見晴し台] -> 徒歩5分 -> [八雲神社]
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夜6:00からでも間に合う鎌倉観光(夜の妙本寺)
- 2009-04-29 (水)
- 鎌倉散歩
駅から10分のライトアップ寺「妙本寺」(みょうほんじ)
鎌倉のお寺と言えば、日没と同時に閉門が基本ですが、ここ「妙本寺」は日没後も開門している上に本堂がライトアップまでされちゃってます。
沢山の木々に囲まれた境内に、静かに浮かび上がる本堂は、どこか不気味ですが神秘的です。
黄色いライトで照らされた本堂は、昼とは違った雰囲気を楽しむ事ができます。
日没後の境内はひとけも少なくひっそりとしているので、女性の一人旅にはあまりオススメできませんが、黄色いライトに照らされた桜の木や境内は一見の価値があります。
駅からも近いですし、鎌倉観光をした帰りにちょっと寄ってみると良いかもしれませんね。
交通情報・アクセス
名称 | 妙本寺(みょうほんじ) |
住所 | 鎌倉市大町1-15-1 |
電話 | 0467-22-0777 |
拝観料 | 無料 |
時間 | 9:00-16:00 / 境内は24時間 |
交通手段 | JR鎌倉駅東口より徒歩7分 |
駐車場 | 10台 |
ホームページ | 鎌倉観光協会 |
関連WEB | Wikipedia |
その他 | 日没後ライトアップ有 |
地図
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文化財・見所
[ 国指定重要文化財 ] 銅像雲盤
[ 文化財 ] 木造日蓮上人坐像 / 木造宝冠釈迦如来像
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レンタサイクルがおすすめ 材木座散歩コース その3
- 2009-04-28 (火)
- 鎌倉散歩
昨日に続き材木座エリアの紹介です。
今回は材木座の最終訪問地「光明寺」です。
それではどうぞ。↓↓↓
光明寺(こうみょうじ)
光明寺は、仁治元年(1240年)に然阿良忠が鎌倉の佐助ヶ谷に創建した「蓮華寺」が起源だそうで、寛元元年(1243年)に現在の場所に移された際、寺名を「光明寺」と改称したのだそうです。浄土宗の関東大本山として栄えた格式の高いお寺で、全国の浄土宗寺院で行われる「十夜法要」はこのお寺が発祥なのだそうです。
で、でかい!すごい迫力の三門です。
それもそのはず。光明寺の本堂と三門は鎌倉地区で最大級の大きさなのだとか。
なるほど納得です。
自由に本堂に上がる事ができます。それじゃ遠慮なく。
境内には大きな池があります。池には鯉の姿もちらほら。
書院からの境内の眺めです。とても広いお寺ですが手入れが行き届いています。
本堂の右手には三尊五祖の石庭があります。石庭に配置された8つの石にはそれぞれ意味があるのだそうです。
石庭の裏から本堂裏の裏山に登ることができるはずですが…
現在境内を工事しているため、通行禁止になっています。(残念)
しかたないか。とあきらめようとした時、なんと向こうから人が歩いてくるじゃないですか!
…ということで、無理矢理通ってみました。(悪)
本堂の裏側。この道をどんどん登っていきます。
坂を少し上がった所からの眺め。
本堂の向こう側に三門が見えます。
しばらく坂を登って行くと…
うおー!!すごい!!!
これは絶景です。
三門越しに材木座海岸が一望できます。
はるか彼方に江ノ島も見えます。
天気の良い日だと富士山も見えるそうです。
光明寺に来たら是非ここまで足を運んでみてくださいね。
[光明寺について]
光明寺バス停
後は鎌倉駅に帰るだけですが、ちょっと時間があったので材木座海岸に降りてみました。
やはり海はいいですね。心が洗われるようです。
ちなみに鎌倉駅まではバスで15分ほど。料金は210円です。
海岸を少し歩いて材木座バス停から帰っても良いかもしれません。
今日の散歩はここまで。
おつかれさまでした。
コース説明
所要時間 : 2時間半〜3時間 / 5,172歩 / 消費カロリー : 98.9Kcal
[鎌倉駅東口] -> 徒歩10分 -> [妙本寺] -> 徒歩5分 -> [八雲神社] -> 徒歩5分 -> [安養院] -> 徒歩5分 -> [安国論寺] -> 徒歩5分 -> [長勝寺] -> 徒歩5分 -> [来迎寺] -> 徒歩5分 -> [五所神社] -> 徒歩5分 -> [実相寺] -> 徒歩7分 -> [九品寺] -> 徒歩10分 -> [補陀洛寺] -> 徒歩8分 -> [光明寺] -> バス10分 -> [鎌倉駅東口]
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