鎌倉グルメと観光スポットをブログで紹介 〜カマクライフ(kamakura life)〜
夜6:00からでも間に合う鎌倉観光(夜の妙本寺)
- 2009-04-29 (水)
- 鎌倉散歩
駅から10分のライトアップ寺「妙本寺」(みょうほんじ)
鎌倉のお寺と言えば、日没と同時に閉門が基本ですが、ここ「妙本寺」は日没後も開門している上に本堂がライトアップまでされちゃってます。
沢山の木々に囲まれた境内に、静かに浮かび上がる本堂は、どこか不気味ですが神秘的です。
黄色いライトで照らされた本堂は、昼とは違った雰囲気を楽しむ事ができます。
日没後の境内はひとけも少なくひっそりとしているので、女性の一人旅にはあまりオススメできませんが、黄色いライトに照らされた桜の木や境内は一見の価値があります。
駅からも近いですし、鎌倉観光をした帰りにちょっと寄ってみると良いかもしれませんね。
交通情報・アクセス
名称 | 妙本寺(みょうほんじ) |
住所 | 鎌倉市大町1-15-1 |
電話 | 0467-22-0777 |
拝観料 | 無料 |
時間 | 9:00-16:00 / 境内は24時間 |
交通手段 | JR鎌倉駅東口より徒歩7分 |
駐車場 | 10台 |
ホームページ | 鎌倉観光協会 |
関連WEB | Wikipedia |
その他 | 日没後ライトアップ有 |
地図
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文化財・見所
[ 国指定重要文化財 ] 銅像雲盤
[ 文化財 ] 木造日蓮上人坐像 / 木造宝冠釈迦如来像
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レンタサイクルがおすすめ 材木座散歩コース その3
- 2009-04-28 (火)
- 鎌倉散歩
昨日に続き材木座エリアの紹介です。
今回は材木座の最終訪問地「光明寺」です。
それではどうぞ。↓↓↓
光明寺(こうみょうじ)
光明寺は、仁治元年(1240年)に然阿良忠が鎌倉の佐助ヶ谷に創建した「蓮華寺」が起源だそうで、寛元元年(1243年)に現在の場所に移された際、寺名を「光明寺」と改称したのだそうです。浄土宗の関東大本山として栄えた格式の高いお寺で、全国の浄土宗寺院で行われる「十夜法要」はこのお寺が発祥なのだそうです。
で、でかい!すごい迫力の三門です。
それもそのはず。光明寺の本堂と三門は鎌倉地区で最大級の大きさなのだとか。
なるほど納得です。
自由に本堂に上がる事ができます。それじゃ遠慮なく。
境内には大きな池があります。池には鯉の姿もちらほら。
書院からの境内の眺めです。とても広いお寺ですが手入れが行き届いています。
本堂の右手には三尊五祖の石庭があります。石庭に配置された8つの石にはそれぞれ意味があるのだそうです。
石庭の裏から本堂裏の裏山に登ることができるはずですが…
現在境内を工事しているため、通行禁止になっています。(残念)
しかたないか。とあきらめようとした時、なんと向こうから人が歩いてくるじゃないですか!
…ということで、無理矢理通ってみました。(悪)
本堂の裏側。この道をどんどん登っていきます。
坂を少し上がった所からの眺め。
本堂の向こう側に三門が見えます。
しばらく坂を登って行くと…
うおー!!すごい!!!
これは絶景です。
三門越しに材木座海岸が一望できます。
はるか彼方に江ノ島も見えます。
天気の良い日だと富士山も見えるそうです。
光明寺に来たら是非ここまで足を運んでみてくださいね。
[光明寺について]
光明寺バス停
後は鎌倉駅に帰るだけですが、ちょっと時間があったので材木座海岸に降りてみました。
やはり海はいいですね。心が洗われるようです。
ちなみに鎌倉駅まではバスで15分ほど。料金は210円です。
海岸を少し歩いて材木座バス停から帰っても良いかもしれません。
今日の散歩はここまで。
おつかれさまでした。
コース説明
所要時間 : 2時間半〜3時間 / 5,172歩 / 消費カロリー : 98.9Kcal
[鎌倉駅東口] -> 徒歩10分 -> [妙本寺] -> 徒歩5分 -> [八雲神社] -> 徒歩5分 -> [安養院] -> 徒歩5分 -> [安国論寺] -> 徒歩5分 -> [長勝寺] -> 徒歩5分 -> [来迎寺] -> 徒歩5分 -> [五所神社] -> 徒歩5分 -> [実相寺] -> 徒歩7分 -> [九品寺] -> 徒歩10分 -> [補陀洛寺] -> 徒歩8分 -> [光明寺] -> バス10分 -> [鎌倉駅東口]
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レンタサイクルがおすすめ 材木座散歩コース その2
- 2009-04-27 (月)
- 鎌倉散歩
昨日に続き材木座エリアの紹介です。
それではどうぞ。↓↓↓
長勝寺(ちょうしょうじ)
安国論寺と同じく、鎌倉入りした日蓮上人が最初に草庵をむすんだお寺だそうです。この地の領主だった石井長勝が日蓮上人に帰依し、その邸内に本圀寺を創建したのが始まりだそうです。
この地は本圀寺の跡地であるといわれており本圀寺が京都に移された後1345年(貞和1年)に日静上人が開基の石井長勝の名にちなんで「長勝寺」と名付けたのだとか。
毎年2月には、厳しい寒さの中、経を唱えながら冷水をかぶり災厄をはらう荒行「大国祷会」が行われるそうです。是非見に来なくては!
[長勝寺について]
来迎寺(らいこうじ)
源頼朝に加勢して討死した三浦大介義明の菩提を弔うために建久5年(1194)に建てられた真言能蔵寺が起源だそうです。後に音阿上人が時宗に改宗し、名前も来迎寺と改めたそうです。
オジギソウに似た葉を付けるミモザの木。
こういった四季の植物に触れられる事も鎌倉の魅力のひとつですね。
[来迎寺について]
五所神社(ごしょじんじゃ)
五所神社(五社神社)は5つの神社を一緒にしたことから名づけられた神社のことです。
1908年に乱橋村と材木座村の合併にともない、もともとこの地にあった三島神社に、村内の八雲神社、諏訪神社、視女社、金毘羅宮を合祀し、五所神社と改称したそうです。
境内の奥には御神輿(おみこし)を保管する「神輿庫」があります。
扉の隙間から立派な御神輿が見えます。
毎年6月には、神輿を担いで海に入る祭「五所神社例祭」が行われるそうです。
海に近い神社らしいイベントですね。
[五所神社について]
実相寺(じっそうじ)
五所神社のすぐ隣にある実相寺。
鎌倉時代の武将工藤祐経の屋敷だった所に、日蓮の直弟子である日昭上人が「法華寺」として開山したのが起源だそうです。しかし明治初年に大火で焼失し、再建されて現在の実相寺となったといわれています。
[実相寺について]
このあたりは狭い路地が多く一方通行が多いです。
普段車に乗らない人にはあまりピンと来ないかもしれませんが、鎌倉は一方通行がすごく多いです。ただ、写真のように「自転車とバイクは例外」という道も多いので、鎌倉散策には自転車が一番かもしれません。
九品寺(くほんじ)
九品寺は、鎌倉攻めに入った新田義貞が本陣を構えた場所で、鎌倉幕府滅亡後に戦死者を弔うために創建された浄土宗の寺だそうです。山門の「内裏山」と本堂の「九品寺」の扁額は新田義貞の直筆を写したものだそうです。
山門の「内裏山」
境内にちょっと見慣れない植物を見つけました。
「そてつ??」ちょっと調べてみましたが、どうやら南国の植物らしいですね。一体なんでこんな所に…。
境内の黒松。枝振りが見事!
ほれぼれするくらいカッコイイ。
ちなみに寺名の「九品」とは「九品往生」という仏教用語だそうで、衆生の機根の違いによって、極楽浄土へ往生の有様が9つに分かれるということを意味するのだそうです。
九品とは「上品上生」「上品中生」「上品下生」「中品上生」「中品中生」「中品下品」「下品上生」「下品中生」「下品下生」の9つ。現在の言葉の「上品」と「下品」はここが語源だそうです。
[九品寺について]
向こうに見えるのは材木座海岸。
あまりにも良い味を出している駄菓子屋さんを発見したので思わずパチリ。
このあたりは商店街になっているので簡単な食事を取る事もできます。
補陀洛寺(ふだらくじ)(別名 : 竜巻寺)
補陀洛寺は、源頼朝が鎌倉入りした翌年の1181年に、祈願所として文覚上人を開山に創建されたのが起源だそうです。当時は大きなお寺だったそうですが、度重なる火災や竜巻でほとんどを焼失してしまい、現在は本堂と庫裏を残すのみの小さなお寺になってしまったそうです。そのことから別名「竜巻寺」と呼ばれるようになったのだとか。それにしても「竜巻寺」とはものすごいネーミングセンスです。
[補陀洛寺について]
明日は材木座エリアの締めくくりである「光明寺」をレポートします。
では。
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