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2011年6月、鎌倉駅から小町通りを八幡宮側へ抜けた場所に「小田原の干物専門店　山安（やまやす）」ができました。創業140年余りの老舗です。こちらのお店ですが漁獲の段階や加工中にキズついたり、サイズが規格外れのものをアウトレット商品として販売しているため、手頃な値段で美味しい魚を買うことができます。

店頭では無料試食サービスが行われており、実際に食べてから商品を購入することができます。この日はイカの味醂干し、鯛の干物、かますが試食品として出ていました。

七輪を囲みながら「こっちの干物もおいしいですよ」「どこから来たんですか？」などと見知らぬ方々で話しが弾んだり、味見だけではなく良い時間を過ごすことができました。

ただし、試食時間が決まっているのでご注意ください。

店内は広く、小田原工場から直送された干物がたくさん販売されています。

試食でしょっぱくなった口を潤しながら商品めぐりができる、お茶の無料サービスも行われていました。

なんとえぼ鯛が105円！

とにもかくにも激安で美味しい海の幸が満載です。よりどりふたつで500円の商品もあり、見ているだけでもワクワクします。観光で鎌倉を訪れ、思わず買いすぎても1梱包宅配送料全国一律1000円で届けてくれるのだそう。

我が家がこの日に購入したのは、あじの干物と鯛の味醂干しです。値段は忘れてしまったのですが1000円出して、おつりが来たのを覚えています。

家で焼いていただきました。ワラジ？　いえいえ、脂がたっぷりのった鯛の味醂干しです。大きさは約20cmで、お皿からはみ出しそうでした。ほんのりとした甘みにお肉のような噛みごたえとジューシーさに大満足でした。オススメです！

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山安 鎌倉店

変わり行く町、小町通りに新しいお店を発見しました。

こちらのお店、元々はおソバ屋さんだったそうですが、二代目が若者向けにカフェとしてNEWオープンしたお店なのだとか。（ちなみに元あったおソバ屋さんは20mほど先に移転して絶賛営業中とのこと。近日足を運んでみようと思います。）

頼んだ物は、塩キャラメルガレットとコーヒー。
ご存知の方も多いと思いますが、「ガレット」とは、そば粉を使ったクレープなのですが、さすが元おソバ屋さんというだけあって、使っているそば粉は一級品。
一口食べると、ほんのり甘じょっぱい塩キャラメル風味が口一杯に広がります。

店内はこじんまりとしていますが、おしゃれでセンスの良い内装です。なんでも友人の建築家に内装をお願いしたのだとか。家具や照明など、隅々にまで心遣いを感じます。

人の多い通りに面していますが、とても落ち着いた雰囲気で店内だけが時間が止まったような錯覚を受けました。

今回、ベビーカーでフラっと立ち寄らせていただきましたが、快くOKをしていただきました。
店長の人柄の良さが、そのままお店になった応援したいお店です。

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自分用の備忘録も兼ねて、9月の「鎌倉の行事予定」をまとめてみました。8月に続き9月も沢山の行事があります。花散策もかねて鎌倉観光の参考にしてみてくださいね。

「龍口寺 滝ノ口法難会」9月11日（日）〜12日（月）

万灯練り供養が行われ、信者に「ごまぼた餅」がまかれる。

【開催日】　2011年9月11日(日)～12日(月)
仏舎利塔供養大法要（11日午後2時～）
ぼたもち供養（12日午後6時～）
万灯練行列供養（12日午後7時～）
ぼたもち供養（12日深夜0時～）
【場所　】　龍口寺
【連絡先】　0466-25-7357

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「常栄寺 ぼたもち供養」9月11日（日）〜12日（月）

日蓮上人が瀧の口の刑場へひかれて行く時に、桟敷尼が胡麻のぼたもちを差し上げたことから、この日に日蓮像にぼたもちを供えて参詣の人々にも供養する。

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「甘縄神明社 神明社例祭」9月14日（水）

長谷町内各所にお神酒所が用意され、夕方ごろには祭り囃子が鳴り始めます。神輿や山車が長谷をまわります。

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「鶴岡八幡宮 例大祭」9月14日（水）〜16日（金）

例大祭は鶴岡八幡宮で3日間に渡って行われる例祭です。

鶴岡八幡宮のホームページによると…

毎年9月14日から16日までの3日間、当宮では例大祭が盛大に執り行われます。
『吾妻鏡』によれば、文治3年（1187）8月15日に放生会（ほうじょうえ）と流鏑馬が始行されたとあり、これが当宮例大祭の始まりとなります。以来絶えることなく800年の歴史と伝統が現在に伝えられており、一年を通して最も重い祭事です。

とのこと。

【14日 / 浜降式・宵宮祭】

例大祭に先立ち、宮司以下神職が身を浄めるために、早朝、由比ヶ浜辺において禊（みそぎ）をします。これを浜降り式といいます。禊の後、浄めのしるしとして藻塩草（海草）を持ち帰り、社頭に掲げます。

【15日 / 例大祭・神幸祭】

大神様を神輿（みこし）にお遷しして氏子区域を親しくお渡りいただくお祭です。氏子の若者により神輿3基を御本殿から担ぎ下ろし、宮司以下神職、錦旗、神馬、ちょうちん、太鼓、盾、弓矢などからなる数百メートルの行列が若宮大路を二の鳥居まで進みます。この鳥居の下には御旅所（おたびしょ）が設けられ、緑の千早、緋袴姿の八乙女たちによる八乙女舞が行われます。

【16日 / 流鏑馬神事・鈴虫放生】

鎌倉武士の狩装束に身を包んだ射手が、馬で駆けながら馬場に配された3つの的を射抜く勇壮な神事で、源頼朝公の時代より800年の伝統を受け継いでいます。弓馬術礼法小笠原教場宗家の小笠原清忠氏ほか一門のご奉仕により、鎌倉時代さながらに執り行われます。

【開催日】　2009年9月14日(水)～16日(金)
・浜降式（4:00〜）
・宵宮祭（18:00〜）
・例大祭・神幸祭（10:00〜）
・流鏑馬神事（13:00〜）
・鈴虫放生（夕刻）
【場所　】　鶴岡八幡宮
【連絡先】　0467-22-0315

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「御霊神社 面掛行列」9月18日（金）

湯立神楽（ゆだてかぐら）の後、面掛行列（めんかけぎょうれつ）が行われます。奈良時代から伝わる伎楽面や田楽面をつけた面掛十人衆が坂の下を練り歩き、豊作・豊漁を祈願する行事です。県指定の無形民俗文化財です。

【開催日】　2011年9月18日(金)
【時間　】　鎌倉神楽 13:00～ / 面掛行列 14:15～
【場所　】　御霊神社
【連絡先】　0467-22-3251

「安国論寺 松葉ガ谷法難会」9月27日（火）

この日は文応元年（1260）日蓮上人が鎌倉の松葉ケ谷で法難に遭った日で、本堂で厳かに日蓮上人の法要が行われます。

「明王院 護摩法要大祭」9月28日（水）

明王院では、毎月２８日はお不動様の日として護摩法要が行われるそうです。

「本覚寺 人形供養受付」9月1日〜30日

人形供養は壊れたり使われなくなった人形を「お焚きあげ」し、供養する行事です。（供養行事は10月に行われます）元々は物を大切にするという考え方から生まれた行事だそうで、本堂で人形の「魂を抜く」法要が執り行なわれた後、境内に設けた炉に人形が入れらます。（有料）

【場所　】　本覚寺
【連絡先】　0467-22-0490

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今回も鎌倉観光協会様のページを参考に、ガガッと9月の鎌倉イベント予定をまとめてみましたが、8月に続き9月も多くのお祭りがあります。

中でも目玉は「9月14日〜16日の例大祭」と「9月18日の面掛行列」になるでしょうか。秋の流鏑馬も楽しみです。どちらも鎌倉の初秋を代表するお祭りなので、ぜひ参加してみたいですね。

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