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鶴岡八幡宮

鎌倉観光の定番 北鎌倉散歩コース その1

北鎌倉エリア

2回目の鎌倉で散歩したい人気の定番コース

鎌倉レベル 初心者向け(★★☆☆☆)

北鎌倉周辺のお寺を巡るルートを散策してきました。

このルートは北鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで抜ける人気の定番のコースです。
途中の道は長い上り坂が続くため、足に自信のない人は一旦建長寺バス停までバスで上ってからルートを逆順に下ってくるほうが◎です。

このエリアはスケールの大きなお寺が多く見応え十分です。また四季を通じて色々な花を楽しむ事ができます。特に紫陽花の季節(5月)は明月院がオススメ。観光客の数も少ないので、2回目の鎌倉を静かに観光したい方に是非オススメしたいエリアです。

 

北鎌倉駅 出発

北鎌倉駅

北鎌倉は鎌倉駅や大船駅に比べると小さな駅ですが、味があって、個人的には結構好みな駅です。駅周辺には、大きなスーパーや雑貨屋は無いので、必要なものは事前に用意しておく必要があります。

 

円覚寺(えんがくじ)

円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉五山第二位のお寺です。
鎌倉で唯一の国宝建築「舎利殿」や同じく国宝の「洪鐘」があることで有名なお寺です。
ちなみに円覚寺は「えんくじ」 と濁るのが正式名称だそうです。

円覚寺

北鎌倉の駅を出てすぐに左に曲がれば、円覚寺の入り口です。

ん?境内をJR線が走ってる?!

どういう事かちょっと調べてみたら、昔は円覚寺の敷地はもっと広かったのだとか。
JR北鎌倉駅は境内の中を横切るようにして作られたのだそうです。なるほど。

円覚寺

円覚寺

円覚寺の入り口を抜けると大きな木造の山門が迎えてくれます。
この山門は夏目漱石の「」 で有名です。

円覚寺

境内はとにかく広い!
それもそのはず、ここ円覚寺は鎌倉でも1,2を争う境内の広さなのだとか。 
ゆっくりと見て 回ると、1時間ほどかかります。

円覚寺

国宝の洪鐘。
ちなみに同じく国宝の舎利殿は、正月三が日と11月の宝物風入れの時以外は非公開となっています。

円覚寺

境内のはずれにある神社。長いのぼり階段が続きます。

円覚寺

神社の上からは、北鎌倉を一望することができます。気持ちがいい。

[円覚寺について]

 

東慶寺(とうけいじ)(別名 : 縁切り寺)

東慶寺

東慶寺は別名「縁切り寺」として有名。
女性からの離婚請求ができなかった封建時代に、このお寺で3年の修行をした女性に限り夫へ離縁状を書ける特権を持てたそうです。

東慶寺

東慶寺

本堂

東慶寺

東慶寺

墓域に続く道の岩肌には「いわたばこ」がびっしりと生えています。

東慶寺

境内奥の墓苑。
自然に囲まれた静かな場所に、お寺にゆかりのある文化人が眠っています。
[東慶寺 墓域について

東慶寺は週末になると香道や茶道などを開催しています。
お寺の参拝も兼ねて、一度参加してみるとおもしろいかもしれません。 

[東慶寺について]

 

つづきはまた明日。

 

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鎌倉まつり2009(第51回)最終日その1(流鏑馬太鼓・流鏑馬・ライトアップ)

週末に鎌倉まつりのフィナーレを飾る、流鏑馬(やぶさめ)を見てきました。

鶴岡八幡宮

流鏑馬とは…

鎌倉時代に、武士たちが疾走する馬の上から的に向かって鏑矢(かぶらや)を射った武芸鍛錬の事で、現在では神事の儀式として行われているのみだそうです。

馬を馳せながら矢を射る事から、矢馳馬(やはせうま)と呼ばれ、だんだんと現在の「やぶさめ」と呼ばれるようになったそうです。
また、矢を射ること自体が神様への奉納となるため、的に当たらなくても良いそうです。

流鏑馬 一般席

鶴岡八幡宮は、ものすごい人の量!

流鏑馬の開始は13時からですが、11時の時点で一般席はパンパン。
全く入れる余地はありません。例えるなら会場全部が運動会の本部席のとなりのようで、少しでも良い位置で見たいと思う人でゴッタ返しています。

しかたが無いので、近くの薮の中から観戦することに。

後で知りましたが、早い人は午前9時から場所取りをしているそうです。
うーん。次回はもう少し早く来よう。

行列

射手

射手の行進や馬場入りが終わるといよいよ本番へ。
太鼓の合図で流鏑馬が始まります。

射手

とにかく早い!

境内の馬場は全長260mあるそうですが、全力で疾走する馬が、目の前を通りすぎるのはほんの一瞬の事です。持っていったコンパクトデジカメではとてもシャッターが間に合いません(涙)

的に当たると「おおー」と、観客から大きな歓声が上がります。

的は全部で3つあり、それぞれの的には四季の花が添えられています。これは、江戸時代に的をはずした射手が、恥を感じて切腹してしまったという悲しい逸話から、それを防ぐために的を大きくして当たりやすくしたということです。

流鏑馬の前に披露されていた流鏑馬太鼓。
流鏑馬の馬のひずめの音をイメージして作曲されているそうです。

とにかく流鏑馬はかっこいいです。
伝統的な衣装に身を包み、矢を射る姿は見ていてほれぼれします。今まで写真や動画でしか見た事がありませんでしたが、実際に会場で見てみるとその迫力に驚きます。

流鏑馬は、9月16日の鶴岡八幡宮例大祭でも行われるので、今回見逃してしまった方は、是非次回いらしてみてはいかがでしょうか。

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