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ハイキング
北鎌倉からスタートする 源氏山〜大仏ハイキングコース(その1)
- 2009-06-04 (木)
- 鎌倉散歩
1.5〜2時間の歩き応えのあるハイキングコース
鎌倉レベル 中級者向け(★★★☆☆)
北鎌倉から出発する有名なトレッキングコース「源氏山〜大仏ハイキングコース」を巡ってきました。
このコースは、北鎌倉から源氏山(げんじやま)にある葛原ヶ岡神社(くずはらがおかじんじゃ)まで山道を登り、さらにそこから大仏まで歩く定番のハイキングコースです。山道を2時間弱歩くので、体力に自信の無い人は中間地点の葛原ヶ岡神社で、鎌倉駅を目指して下山すると良いと思います。
このハイキングコースは、ゴールが大仏(長谷エリア)なので、帰り道にお土産を買ったり、観光を楽しむことができます。
また、コースのほとんどが舗装されていない山道になるので、小さなお子さんや年配の方には、あまりおすすめできません。イメージとしてはちょっとしたアスレチックパークを想像してもらうと分りやすいかもしれません。
JR北鎌倉駅(きたかまくらえき)出発
北鎌倉は鎌倉駅や大船駅に比べると小さな駅ですが、味があって、個人的には結構好みな駅です。駅周辺には、大きなスーパーやコンビニは無いので、必要なものは事前に用意しておく必要があります。
浄智寺(じょうちじ)
臨済宗円覚寺派のお寺で、鎌倉五山の第四位。
お寺の入り口脇の山道が、源氏山ハイキングコースへの入口になっています。
源氏山ハイキングコース入り口(げんじやま はいきんぐこーす)
浄智寺の山門からしばらく歩くと、源氏山ハイキングコースの入り口に着きます。
…と言っても特に「源氏山ハイキングコースの入り口!」なんて看板があるわけではないので、いまいち伝わりにくいかもしれませんねー。(笑)
緑が気持ち良い!!
鳥のさえずりと風の音がとても心地よいです。
うんしょ、うんしょ。
結構大変です。(汗)
「ヒエ〜。」
途中に何度か急なアップダウンがあります。
しかもこの日は、前日に雨が降ったので足下が滑って怖かったです。
そんなこんなで山道をテクテクと歩く事25分。
中間地点の葛原岡神社に到着しました。
葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)
明治20年(1887年)に創建された、後醍醐天皇の側近「日野俊基」(ひの としもと)を祀る神社です。
源氏山公園の敷地内にある葛原岡神社は、由比ガ浜町内の鎮守として地元の人に親しまれています。
この日は、6月3日に行われる葛原岡神社例祭の準備の為に、ボランティアの方による社の清掃が行われていました
鳥居のすぐ側に植えられている紫陽花。
この日(5月31日)はまだ5分咲きといったところでした。
日野俊基 墓所(ひの としもと ぼしょ)宝篋印塔
葛原岡神社から徒歩5分の所にある墓所です。(1927年 国指定史蹟)
源氏山公園(げんじやまこうえん)
源氏山は、八幡太郎 義家(はちまんたろう よしいえ)(源 義家の通称)が出陣するときに、この山上に源氏の白旗を立てて戦勝を祈ったところから、「源氏山」とか「旗立山」と言われるようになったのだとか。公園内には源頼 朝 像や広場があり、桜や紫陽花の名所になっています。
コースを少し外れますが、ちょっとだけ寄り道をして「頼朝像」も見てきました。
…想像より意外と小さいカナ。
大仏ハイキングコース入り口
今回のハイキングコースは、ここまででようやく中間地点。
ここからは大仏ハイキングコースに入って行きます。
大仏ハイキングコース
またもや急な下り坂が!
と思ったら「おんなざか」という迂回路がありました。
下から見上げるとこんな感じです。高低差5mくらいでしょうか。
途中で佐助稲荷神社(さすけいなりじんじゃ)に抜ける道もありました。
樹ガーデン(いつきがーでん)
!!
え?こんな所にカフェテリアが??
ハイキングコースの途中(だって山の中ですよ)にいきなりカフェテリアへの看板が立っています。
先ほどの源氏山公園で休憩をとったばかりですが、せっかくなので入ってみることにしました。
中に入ってビックリです!
こんな山の奥にステキなテラスが設置してありました!
いつも応援ありがとうございます。
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プチハイキングを楽しめる 祇園山ハイキングコース
- 2009-05-11 (月)
- 鎌倉散歩
観光コースの途中に入れたいハイキングコース
鎌倉レベル 初心者向け(★★☆☆☆)
駅から最も近いトレッキングコース「祇園山ハイキングコース」を巡ってきました。
このコースは、全長1.2kmと短く、45分ほどでコースを巡ることができます。また、極端なアップダウンも少ないため、山道に慣れていない初心者や、体力に自信の無い女性の方でも、ちょっとしたアスレチックパーク感覚で、気軽に体験することができるハイキングコースです。
また、駅から近い(徒歩10分ほど)という事もあり、このハイキングコースを巡った後に、買い物をしたり別のエリアを観光する事ができるので、鎌倉観光の合間に組み込んでも面白いと思います。
ただし、コースのほとんどが舗装されていない山道になるので、小さなお子さんや年配の方には、あまりおすすめできません。
東勝寺橋(とうしょうじばし)
若宮大路からハイキングコースへと続く道の途中には、「滑川」(なめりがわ)という川が流れていて、そこには東勝寺橋が掛かっています。
橋の近くにある説明文によれば
東勝寺橋は、鉄筋コンクリートが積極的に導入された震災復興期の大正13年(1924)に建造されたアーチ構造の橋です。太く安定感のあるアーチリング、V字型の谷間との微妙なバランスなどその美しい姿は多くの人々に愛され、平成11年(1999)には「かまくら景観百選」に選定されました。
とのこと。ちなみに「かまくら景観百選」はこちらのことです。
▲東勝寺橋からの滑川の流れ。滑川は川底が岩でできている為、水が滑るように流れることから滑川(なめりがわ)と呼ばれるようになったのだとか。
国指定史跡 東勝寺跡(とうしょうじあと)
滑川からすこし坂を登ると東勝寺跡に着くことができます。
東勝寺は、元弘3年に新田義貞の鎌倉攻め(東勝寺合戦)のさいに北条高時以下、北条氏一門870名余りがここに立て篭もり、火をかけて自害したお寺です。お寺はその後にすぐに再建され、室町時代には関東十刹の第三位に列する名刹となりましたが、戦国時代には廃絶してしまったそうです。
[東勝寺について]
北条高時 腹切りやぐら(ほうじょうたかとき はらきりやぐら)
この腹切りやぐらは、上記合戦で滅亡した北条氏一門の霊を弔う場所です。
この場所で、「新田軍に攻められた北条高時が切腹した」と伝えられていますが、実際のところ真相は不明のようです。
祇園山ハイキングコース(ぎおんやま はいきんぐこーす)
腹切りやぐらのすぐとなりが、祇園山ハイキングコースの入り口になっています。
緑に囲まれた山道です。森林浴がキモチ良い!
途中に何カ所か、よじ登らないと(!)進めない箇所もあります。
20分ほど歩いて、ちょうど半分の地点です。
このあたりから、比較的歩きやすい平坦な道に変わってきます。
見晴し台到着。
はるか彼方に由比ケ浜を望む事ができます。
見晴し台から出口の八雲神社裏手までは、およそ5分ほどで到着できます。
八雲神社(やぐもじんじゃ)
見晴し台から急な山道を下ると八雲神社の裏手に出ます。
▲八雲神社側の祇園山ハイキングコースの入り口。
もちろん、こちら側から登ってもOKです。
ハイキングコースを歩いてみて
全部で1時間30分くらいのトレッキングでしたが、とても満足することができました。
普段はなかなか触れる事が無い、大自然の中を歩いていると、仕事のストレスがウソのように吹き飛んでしまいます。自然と運動にはヒーリング効果があると言いますが、実際に体験してみると、その効果を十分に実感することができ、リフレッシュする事ができました。
コースを巡る注意点としては、山登りの装備は必要ありませんが、さすがにヒールのついた靴では歩く事ができそうにありません。オシャレに気を使いたいところですが、できればスニーカーを履いてくるとベストだと思います。
また、春先から夏場であれば汗をかくので、タオルと着替えを持って行くと風邪をひかずにすみそうです。
また、年齢のせいでしょうか?(笑)
簡単で良いので出発前に準備体操をしておくと万が一のケガを防ぐ事ができます。
途中ガケになっているところがいくつかあるので、雨の日やその翌日は絶対にコースに入らないほうが良さそうです。
水分補給をするために、ペットボトルを持参すると便利なのですが、その際にすぐに取り出せるペットボトルホルダーをベルトなどに付けていくと、のどが乾いた時にサッと取り出せて非常に便利です。
持ち物リスト
- 帽子
- タオル・着替え
- ペットボトルホルダー
コース説明
所要時間 : 1時間〜1時間30分
[鎌倉駅東口] -> 徒歩15分 -> [東勝寺橋] -> 徒歩3分 -> [東勝寺跡] -> 徒歩1分 -> [祇園山ハイキングコース] -> 徒歩40分 -> [見晴し台] -> 徒歩5分 -> [八雲神社]
より大きな地図で 祇園山ハイキングコース を表示
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