一人で

「段葛 こ寿々」（だんかつら こすず）は、その名の通り段葛沿いにある超人気のおそば屋さんです。

その風情ある外観のせいか、外国のお客さんの来店も多く、休日ともなると、開店と同時に店の外まで長蛇の列が続きます。（1〜2時間待ちはざら…）

ちょうど前を通りがかった時に、珍しく空いていたので入ってみることにしました。

昭和を思わせる風情ある店内では、忙しそうに店員さんたちが給仕をしています。

今回は、こ寿々そば（1,050円）、鴨南つけそば（1,365円）、わらび餅（525円）を注文してみました。

▲こ寿々そば（1,050円）

お店の名前が付いた「こ寿々そば」は、しそと天かすのシャクシャクとした歯触りがとても心地よい良いぶっかけタイプのおそばです。とてもサッパリとした口当たりなので、夏の暑い日に合うと思います。

▲鴨南つけそば（1,365円）

鴨南つけそばは、鴨もやわらかく、つけだれにほのかにゆずの香りが効いていて、とても上品で美味しいです。

▲わらび餅（525円）

こちらはおそば屋さんですが、「わらび餅」が名物です。
プルップルの「わらび餅」は、甘味好きならば一回は食べてみる事をオススメします。

後で調べて分りましたが、この「こ寿々」は由比ケ浜にも「甘味処」の姉妹店があるそうです。
そちらも機会があったら伺ってみようと思います。

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「カレーゆうゆう庵」は、鎌倉駅の東口を降りてすぐ（東急の向かい）の所にあるカレー屋さんです。

ラーメン屋さんの2階にあるこのお店は、カウンター席5席とテーブル席4席のとても小さなお店です。

この日は、平日のランチタイムを少し過ぎた時に訪れたので、店内にはお客さんの姿は無く、とても空いていました。

お店の名前が付いている「ゆうゆう庵カレー」（700円）を注文。

ゴハンがイカリの形になっています。
聞く所に寄ると、こちらの店長が海と船が大好きで、海をイメージした形のゴハンにしたのだとか。

カレーの味は、あっさりとしていて食べやすく、トマトの酸味が効いています。個人個人で好みがあると思いますが、都内でいうところの「カレースタンド」に近い感覚でしょうか。もし、スパイシーで濃厚なカレーや本格的なインドカレーを期待しているのなら、他のお店に行ったほうが良いと思います。

鎌倉の駅前にしては値段も手頃で味もそこそこで、しかも深夜23時まで開いているので、夜中にお腹が空いた時にブラっと寄ってみるのも良いと思います。

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昭和の匂いが残るレトロな甘味処。

「納言志るこ店」（なごんしるこてん）は、小町通りにある老舗の甘味処です。開業はなんと1953年。なんと50年以上（！）もの歴史があります。

扉をあけると、当時の面影を残したレトロな雰囲気の内装が迎えてくれます。

この日は看板メニューの「田舎しるこ」（700円）とクリームあんみつ（600円）を注文。

田舎しるこの小豆は、大粒で甘すぎず、ふっくらと炊きあがっています。香ばしく焼いたおもちとの相性も良く、絶妙のハーモニーを楽しむ事ができます。

聞く所によると、おしるこの小豆は、軟らかく煮すぎてしまわないように、ずっと側で火力と水の加減をするのだとか。なるほど。丁寧な仕事が味にも表れています。

クリームあんみつは、コシアンとアイス、寒天の絶妙なコンビネーションを楽しむ事ができます。コシアンは甘過ぎず、自家製の寒天はちょうど良い歯ごたえで、それぞれのバランスがちょうど良く調和しています。

今回は注文しませんでしたが、かき氷もあるようなので、夏の暑い時期にはそちらを注文すると良いかもしれません。

鎌倉観光で、つかれた体にやさしい甘さです。

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