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北鎌倉
鎌倉観光の定番 北鎌倉散歩コース その3
- 2009-04-25 (土)
- 鎌倉散歩
昨日の続き
北鎌倉エリアのお寺も残す所あと2つ。今回は北鎌倉で最大級のお寺「建長寺」をご紹介します。
建長寺(けんちょうじ)
臨済宗円覚寺派の大本山で、鎌倉五山の第一位。
総門、三門、仏殿、法堂などの7つの建物が一直線に並ぶ伽藍配置は宋の経山万寿寺をお手本にしたと言われています。
高さ30mの三門。
正式には「三解脱門」と言い、くぐるとあらゆる執着から解き放たれるとのことです。
法堂の天井画。
日本の竜は爪が3本ですが、この竜は中国の竜と同じ5本の爪を持っています。
大きな建物が一直線に並んでいます。
方丈の裏にある夢窓疎石作の庭。
廊下にはベンチがありゆっくりと鑑賞できます。
ちょうど牡丹が開花中との事なので、ついでに寄り道してみました。
大きな牡丹の花が咲いていました。
円覚寺に続き、とてもスケールの大きなお寺です。
見るところも沢山あり、ゆっくりと境内を見て回ると1時間はかかります。
観光用の大きなバスを止める駐車場もあるため、北鎌倉の観光の拠点になっているようです。
[建長寺について]
円応寺(えんのうじ)
建長寺の向かいにあるお寺。
円応寺は元々由比ガ浜にあったお堂でしたが、江戸中期に津波によって破損したため、現在の場所に移されたそうです。 本堂には運慶作の閻魔大王像と、両端を十王像が安置されています。
初七日や四十九日、一周忌の意味などが詳しく書かれた説明書きは、「なるほど、そうだったのか」と勉強になります。
このお寺が北鎌倉最後のお寺になります。
[円応寺について]
巨福呂坂洞門(こぶくろざか どうもん)
円応寺から鶴岡八幡宮へと続く切通しです。
この切通しを過ぎれば、鶴岡八幡宮までは下り坂が続きます。
鶴岡八幡宮
しばらく坂を下ってくると、鶴岡八幡宮の西門に到着します。
道なりに進めば小町通りに着くので、そのままお土産を買って帰ることができます。
本日はおつかれさまでした。
筋肉痛に備えて、マッサージをお忘れなく。
コース説明
所要時間 : 4時間〜4時間半 / 8,587歩 / 消費カロリー : 161Kcal
[北鎌倉駅] -> 徒歩5分 -> [円覚寺] -> 徒歩5分 -> [東慶寺] -> 徒歩5分 -> [浄智寺] -> 徒歩10分 -> [明月院] -> 徒歩10分 -> [長寿寺] -> 徒歩5分 -> [建長寺] -> 徒歩1分 -> [円応寺] -> 徒歩10分 -> [鶴岡八幡宮]
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鎌倉観光の定番 北鎌倉散歩コース その2
- 2009-04-24 (金)
- 鎌倉散歩
昨日の続き
浄智寺(じょうちじ)
臨済宗円覚寺派のお寺で、鎌倉五山の第四位。
お寺の入り口脇の山道は、葛原ヶ岡(くずはらがおか)・源氏山ハイキングコースへの入口になっています。浄智寺からは25分ほどで葛原ヶ岡まで行くことができます。
自然に囲まれた境内。
竹の子が顔を出していました。
境内奥にある横井戸。
暗すぎてまったく奥が見えません。昔はコウモリの巣だったのだとか。
江ノ島七福神の一つ布袋尊が奉られています。
お腹をなでると幸せになれるのだとか。
[浄智寺について]
明月院(めいげついん)(別名 : あじさい寺)
別名「紫陽花(あじさい)寺」として有名な明月院。
明月院本堂へと続く紫陽花の参道。(この時は残念ながらまだ咲いてませんでした)
約300株の紫陽花が参道の両脇に植えられています。
明月院のアジサイは8~9割が『ヒメアジサイ』という品種で、その見事な青色は「明月院ブルー」と呼ばれています。
シーズンになると、境内の外まで拝観の行列ができるのだとか。
ちらほらと紫陽花が咲いていました。見頃は5月後半から6月にかけて。
本堂の座敷の向こう側に見える借景丸窓。
ちなみにユニセフ募金をすると、お座敷に入ることができるそうです。
本堂の向かいにある枯山水の庭。
ところでこの写真の中には、ひなたボッコをしている2匹のネコがいるのですが見つけられますか?
太陽の光に照らされたしだれ桜が、やさしく風に揺れていました。
[明月院について]
長寿寺(ちょうじゅじ)
あれ?長寿寺って拝観できるんだっけ?
ガイドブックなどには、拝観不可と書いてあるのですが、入り口には「特別拝観」の文字が。
せっかくなので境内に入ってみました。
建物の中からお庭を見ることができます。
庭の裏側に続く参道。
参道の途中には足利尊氏のお墓があります。
「特別拝観」について聞いてみました。
境内を公開している期間は以下の通り。
・3月の第4週〜7月の第1週、毎週金、土、日曜日(雨天時は閉門 )
・9月の第4週〜12月の第1週、毎週金、土、日曜日 (雨天時は閉門 )
つまり、いつも開いているのではなく、花の奇麗な時期のみお寺の境内を公開しているのだそうです。「なるべく美しい状態を見てもらいたい。」との考えからだそうです。なるほど。
[長寿寺について]
建長寺に続く道路の様子。
ここからしばらく上り坂が続きます。右側の歩道が広くて歩きやすいです。
ここまで来ると、北鎌倉エリアも残りわずかです。
つづきはまた明日。
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鎌倉観光の定番 北鎌倉散歩コース その1
- 2009-04-23 (木)
- 鎌倉散歩
2回目の鎌倉で散歩したい人気の定番コース
鎌倉レベル 初心者向け(★★☆☆☆)北鎌倉周辺のお寺を巡るルートを散策してきました。
このルートは北鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで抜ける人気の定番のコースです。
途中の道は長い上り坂が続くため、足に自信のない人は一旦建長寺バス停までバスで上ってからルートを逆順に下ってくるほうが◎です。
このエリアはスケールの大きなお寺が多く見応え十分です。また四季を通じて色々な花を楽しむ事ができます。特に紫陽花の季節(5月)は明月院がオススメ。観光客の数も少ないので、2回目の鎌倉を静かに観光したい方に是非オススメしたいエリアです。
北鎌倉駅 出発
北鎌倉は鎌倉駅や大船駅に比べると小さな駅ですが、味があって、個人的には結構好みな駅です。駅周辺には、大きなスーパーや雑貨屋は無いので、必要なものは事前に用意しておく必要があります。
円覚寺(えんがくじ)
円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉五山第二位のお寺です。
鎌倉で唯一の国宝建築「舎利殿」や同じく国宝の「洪鐘」があることで有名なお寺です。
ちなみに円覚寺は「えんがくじ」 と濁るのが正式名称だそうです。
北鎌倉の駅を出てすぐに左に曲がれば、円覚寺の入り口です。
ん?境内をJR線が走ってる?!
どういう事かちょっと調べてみたら、昔は円覚寺の敷地はもっと広かったのだとか。
JR北鎌倉駅は境内の中を横切るようにして作られたのだそうです。なるほど。
円覚寺の入り口を抜けると大きな木造の山門が迎えてくれます。
この山門は夏目漱石の「門」 で有名です。
境内はとにかく広い!
それもそのはず、ここ円覚寺は鎌倉でも1,2を争う境内の広さなのだとか。
ゆっくりと見て 回ると、1時間ほどかかります。
国宝の洪鐘。
ちなみに同じく国宝の舎利殿は、正月三が日と11月の宝物風入れの時以外は非公開となっています。
境内のはずれにある神社。長いのぼり階段が続きます。
神社の上からは、北鎌倉を一望することができます。気持ちがいい。
[円覚寺について]
東慶寺(とうけいじ)(別名 : 縁切り寺)
東慶寺は別名「縁切り寺」として有名。
女性からの離婚請求ができなかった封建時代に、このお寺で3年の修行をした女性に限り夫へ離縁状を書ける特権を持てたそうです。
本堂
墓域に続く道の岩肌には「いわたばこ」がびっしりと生えています。
境内奥の墓苑。
自然に囲まれた静かな場所に、お寺にゆかりのある文化人が眠っています。
[東慶寺 墓域について]
東慶寺は週末になると香道や茶道などを開催しています。
お寺の参拝も兼ねて、一度参加してみるとおもしろいかもしれません。
[東慶寺について]
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