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早朝
2月中旬の妙本寺の梅とネコ
- 2010-02-12 (金)
- できごと
こんにちはオットです。
ここ数日間寒い日が続いていますね。数日前の春のような陽気がウソのようです。
今日は鎌倉駅から近い(徒歩10分ほど)妙本寺の境内をレポートします。
妙本寺の 由緒・歴史
妙本寺は日朗(にちろう)を開山として1260年(文応1)に創建されました。もとは比企能員(ひきよしかず)の屋敷で、比企一族が、北条氏を中心とする大軍に攻められ、滅ぼされた地でもあります。その後、比企大学三郎能本(よしもと)が日蓮のためと比企一族の霊を弔(とむら)うためお堂を建たのが始まりといわれています。
境内の祖師堂には、日蓮の生前の姿をうつした三体の像の一つといわれる座像が安置されています。この像は、一木からつくられたと伝えられていて、14世紀ごろの作といわれていますが、ふだんは公開されていません。
蛇苦止堂(じゃくしどう)の蛇苦止明神は、比企の乱で悲劇の入水をした若狭の局(わかさのつぼね)の霊が北条政村の娘にとりついて苦しめたのを慰めまつったと伝えられていて、この妙本寺の守護神となっています。
境内奥には梅の花
境内の奥にはひっそりと梅の花が咲いています。
ふと気づくとニャンコが挨拶に…。
鎌倉の冬はとても寒く、地面から生えた植物のように猫は体を丸めてじっと動かないことが多いのですがやはり暖かくなってきたからでしょうか。
このニャンコは境内を練り歩き、妙本寺をパトロールしていました。
妙本寺は桜も美しいお寺なので、これからの季節が楽しみです。
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妙本寺 交通情報・アクセス
名称 | 妙本寺(みょうほんじ) |
住所 | 鎌倉市大町1-15-1 |
電話 | 0467-22-0777 |
拝観料 | 無料 |
時間 | 9:00-16:00 / 境内は24時間 |
交通手段 | JR鎌倉駅東口より徒歩7分 |
駐車場 | 10台 |
ホームページ | 鎌倉観光協会 |
関連WEB | Wikipedia |
その他 | 日没後ライトアップ有 |
地図
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文化財・見所
[ 国指定重要文化財 ] 銅像雲盤
[ 文化財 ] 木造日蓮上人坐像 / 木造宝冠釈迦如来像
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瑞泉寺からスタートする 天園ハイキングコース(その3)
- 2009-08-20 (木)
- 鎌倉散歩
…前回からの続きです。
初めてこの記事を読む方はこちらの記事からどうぞ
[ 天園ハイキングコースその1 ]
ゴルフコースを横目に、しばらく平坦な道が続きます。
先ほどまでのうっそうとした森から比べると、いきなり視界が明るく開けるので、風景のコントラストが面白いです。
…なんて思っていたら…
太平山(おおひらやま)
ん?
向こうに見えるのはガケ?それとも山?
平坦な道に突如として巨大な岩?というか山が現れます。
うんしょ。うんしょ。(汗)
ふぅー。やっと半分。。。
…けっこう大変です…
他のハイカーも登ります。
うひーっ。
頂上から見下ろすとこんな感じ。
みなさん休み休み登っています。
大平山の頂上にはこんな看板が。
ここを越えると、また森に入って行きます。
大平山から先は、ゴツゴツとした大きな岩が、あちらこちらに転がっています。
大きな岩!!
十三岩の眺望(じゅうさんいわのちょうぼう)
大平山から30分ほどで、神奈川の景勝50選にも選ばれている「鎌倉十三岩の展望」に到着です。
ちなみに50選の一覧はこちらだそうです。
鎌倉周辺では「稲村ケ崎」や「江ノ島」が入っていますね。
写真ではよく解らないかもしれませんが、海まで一直線に続く道は若宮大路(段葛)です。ちょうど鶴岡八幡宮越しに若宮大路を見下ろしている形になります。
他では見れない珍しい景色なので、ここまで来た方にはぜひ見てほしい景色ですね。
鎌倉十三岩の展望からしばらく進むと「建長寺」の文字が。
ふぅー。
ようやく到着しましたー。
今回のルートは、ここから建長寺の境内に入って北鎌倉に出るので、拝観料が300円がかかります。
勝上献展望台(しょうじょうけんてんぼうだい)
建長寺に降りる手間に「勝上献展望台」があります。
建長寺から登って来るルートの場合は、ここがちょっとした休憩スペースになりますね。
勝上献展望台からの眺めです。
遥か彼方には由比ケ浜が見え、眼下には建長寺の屋根も見えます。
半憎坊(はんぞうぼう)
半憎坊は、建長寺境内の一番奥にある鎮守です。
途中にはたくさんの天狗の像が!!
とても趣があってオリエンタルな雰囲気のお寺です。
建長寺の奥に、こんなステキなお寺があったなんて知りませんでした。
[ 半憎坊について ]
建長寺(けんちょうじ)
建長寺の一番奥にある、キレイに手入れされたお庭です。
庭の前にあるベンチに腰を下ろして休憩をすると、疲れた体に気持ちよい風と景色が染み込んで来るような感じがしました。
大きな三門です。(高さ30m)
なんでもこの門は「三解脱門」(さんげだつもん)と言って、くぐるとあらゆる執着から解き放たれるのだとか。
建長寺については、以前の書いた記事に詳しい説明を載せてありますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
[ 建長寺について ]
建長寺から先は、そのまま坂を下ってJR北鎌倉駅へ向かったり、坂を登って鶴岡八幡宮へ向かったりと、体力と時間に合わせてその後の予定を立てると良いと思います。
個人的には、「疲れた体には甘い物」ということで、坂を登って八幡宮に抜けるルートをオススメします。八幡宮の先にある小町通りには、沢山の美味しい甘味処やカフェがあるので、休憩するには持ってこいです。
甘いものが苦手なお父さんには、運動の後のビールなんていうのもいいんじゃないでしょうか。
ハイキングコースを歩いてみて
全部で3時間30分ほどのトレッキングでした。
この日は日差しが強く、うだるような暑さでしたが、森の中は涼しくて快適にハイキングを楽しむ事ができました。
鎌倉には他にも2つほどハイキングコースがありますが、今回のコースはその中でも最長のコースになります。
他のコースに比べると距離も長く、アップダウンの激しい場所も多いので、足腰の弱い年配の方や小さなお子さんにはあまりオススメできません。
「お弁当を持って気楽にハイキング〜♪」と言うよりは「ちょっとした山登りに挑戦!」という感覚の方が近いかもしれませんネ。
ハイキングコースのポイント
コースを巡るポイントとしては、「山登りの装備」は必要ありませんが、さすがにヒールのついた靴ではコースを歩く事はできません。
ハイキングの後に観光も考えている方は、オシャレに気を使いたいところですが、できれば履き慣れたスニーカーや登山靴を履いて、動きやすい服装で来ると良いと思います。
春先から夏場であれば汗をかくので、タオルと着替えを持って行くと風邪をひかずにすみそうです。
また、年齢のせいでしょうか?(笑)
簡単で良いので出発前に準備体操をしておくと、固くなった体がほぐれて、万が一の時にケガをするのを防ぐ事ができます。
途中ガケになっているところが沢山あるので、雨の日は絶対にコースに入ってはいけません。コケが生えている岩場もあるので足下がかなり滑ってキケンです。
水分補給をするために、ペットボトルを持参すると便利なのですが、その際にすぐに取り出せるペットボトルホルダーをベルトやリュックに付けておくと、のどが乾いた時にサッと取り出せて非常に便利です。ちなみに中間地点の休憩所に自動販売機も設置してあるので500mlのペットボトル1本で十分です。
登山用の杖が意外にオススメ
今回はちょっと大げさなんですが、登山用の杖(トレッキングポール)をお友達から借りたので持参してみました。
使ってビックリ。これがすっごく楽なんです!
使った事がある方は常識なのかもしれませんが、この杖があるのと無いのでは足の疲労や負担がかなり変わります。
多少足場が悪かったり、ちょっとした岩場を登る時でも、杖を使うと安定度が増して登り降りがとっても楽になります。
さすがに1回のハイキングの為に買うのはもったいないので(楽天で3,000円〜7,000円くらいです)登山が趣味のお友達に借りると良いと思います。
今まで一度も使った事が無い人は、だまされたと思って使ってみると、ものすごくラクチンでビックリしますよ。
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持ち物リスト
- 帽子
- タオル・着替え
- ペットボトルとペットボトルホルダー
- あめ玉(←途中でお腹が空いた時の対策)
- トレッキングポール
コースの説明
所要時間 : 2時間〜3時間
[JR 鎌倉駅 東口] -> 徒歩30分 -> [鎌倉宮] -> 徒歩15分 -> [永福寺跡] -> 徒歩5分 -> [瑞泉寺] -> 徒歩1分 -> [天園ハイキングコース入り口] -> 徒歩40分 -> [天園見晴台] -> 徒歩2分 -> [天園峠の茶屋] -> 徒歩3分 -> [鎌倉カントリークラブ横] -> 徒歩5分 -> [太平山] -> 徒歩30分 -> [十三岩の眺望] -> 徒歩10分 -> [勝上献展望台] -> 徒歩3分 -> [半憎坊] -> 徒歩10分 -> [建長寺]
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瑞泉寺からスタートする 天園ハイキングコース(その2)
- 2009-08-19 (水)
- 鎌倉散歩
…前回からの続きです。
初めてこの記事を読む方はこちらの記事からどうぞ
[ 天園ハイキングコースその1 ]
入り口を抜けると…いきなり山道!
天園ハイキングコースの入り口をくぐると、もうそこは別世界です。
緑の生い茂った、まるで「トトロの森」のような自然が広がります。
緑のトンネルが続きます。
季節柄、蝉の抜け殻を見つけちゃいました。
先日の台風の影響でしょうか?
大きな木が横倒しになっていました。
天園見晴台(てんえんみはらしだい)
ハイキングコース入り口から30分ほど歩き、急なガケを登ると…
目の前に大パノラマが開けます!
すごい!!
この天園見晴台は、別名「六国峠」とも言って、武蔵、相模、上総、下総、伊豆、駿河が望めたことからその名がついたそうです。由比ケ浜や稲村ケ崎を一望することができます。日によっては富士山も見えるのだとか。
天園峠の茶屋(てんえんとうげのちゃや)
お腹も空いてきたので、ここで休憩にしましょう。
天園峠の茶屋では、一品購入すれば無料で施設を利用することができ、持ち込みも可能なので、お弁当を持って来た人はここでランチタイムにすると良いと思います。
天園峠の茶屋には、缶ビールやおでんなどもあるので手ぶらでも大丈夫です。
最高の眺めといっしょにランチを食べれちゃいます!
ちなみにこの場所は、横浜市の最高地点なのだそうです。
天園峠の茶屋にはトイレがありませんが、5分ほど進んだ先トイレがあるので、休憩が終わったら立ち寄っておくと良いと思います。
…さて、十分休憩もしたのでそろそろ出発しますか。
鎌倉カントリークラブ横
え?
なんでこんなところにゴルフ場が?
ハイキングコースの横に突如としてゴルフコースが現れます。
どうやらこのハイキングコースと鎌倉カントリークラブは隣り合った敷地になっているようです。
…ゴルフコースに流れているBGMも聞こえて来て、なんだか変な気分です。
ここまででようやく2/5。全体の約4割の位置に着きました。
あと半分がんばりましょう!
…次回に続きます。
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